眠れる狐

スマブラプレイヤー (SPルキナ/Forクラウド) Twitter @ninetail_mao

アイスクライマー対策  特殊キャラを事前知識で攻略する

おつキャット、真央です。

 

エスマTOP参加してきました。結果は17th/256でした。

初開催の大会でしたが印象としては結果以上に満足感が高いイベントでした、というのも予選からスタッフの方がブロックごとに割り振られていてトーナメント進行を請け負ってくれる・全台に聞き取りやすいスピーカーが付属されている・配信台の設営方法などなど参加者を満足させたい意志が感じられたのと、何より初回でしたがスタッフの方全体に運営を楽しもうとする雰囲気があったからだと思います。また参加したいですね。

 

今回の記事ではアイスクライマーへの対策をざっくりまとめたいと思います。

2人で1体と特殊なファイターなので、事前知識がかなり大事です。X以来の復帰ファイターなのでForからのプレイヤーでも苦労している人は多いんじゃないでしょうか。

試合の流れをざっと並べつつ、自分が考えている大事な事を合間に挟んでいく形で記述します。

 

 

アイスクライマー戦の前提

時間がない人用に1行で対アイクラを表すと

・リスクを徹底的に抑える・分離したら徹底的に苛め抜く のが肝です。

意識としてスネーク戦の様な何度か読み負けてもいいので浮かせた後に収支を合わせるという考えではなく、リスクを最大限回避するという考えで居るのが最善です。

 

まずアイスクライマー戦において絶対的に意識してほしいのは殴り合わない・攻めない事です。(以下アイクラ

というのもアイクラが殴り合うインファイトへ高い適性をもっているからです。

2体いることによって

・相打ちでもアイクラ側の攻撃が2ヒットした場合は%負けする、最悪片方にしか攻撃がヒットしない場合は追撃やコンボに繋げられる危険性がある

・普段コンボ始動技のヒットストップが伸びてコンボがつながらない

以上の様に普段の殴り合いとは全く異なる展開に陥りがちです。

 

またシールドしているアイクラに対して攻撃を被せるのも良くない選択です。

・2体いることでヒットストップが2体分に伸びる

・ジャストシールド判定が2回行われる

・片方への攻撃が外れた際反撃をもらう

など普段シールドさせてノーリスクな攻撃でもリスクを生む可能性が高いです。

しかしインファイトへの高い適性を持つ一方、技が届かない距離で牽制し合うアウトボクシングは不得意です。

というのもアイクラ地上付近への差し込み性能は低く、能動的に自分から攻撃出来るのは横Bか時間のかかる空中前後攻撃ぐらいです。

空中前後攻撃の昇りは反撃を取られやすく、降りは相手の置き空中攻撃(例えばルキナの空Nとか)に引っかかって分離するリスクがあるので少し選択しづらいです。

その為自分から攻めるのがあまり得意ではないアイクラは、基本相手に攻めさせて殴り合うかシールドを利用してリターンを取りに来るのが基本戦術になりがちです。

 

イクラ戦は相手の土俵に乗らないよう、自分から攻めない我慢比べの対戦だと意識して臨んでください。

 

序盤 %を蓄積するまで

イクラ戦の狙いとしては

相方の%を蓄積させる

→技がヒットした際%差で本体と相方で吹っ飛ぶ距離が異なることで分離する

→分離した相方を殴り続ける、復帰阻止で撃墜する

が一番簡単で確実な方法だと思います。

※この際強力な飛び道具を持つキャラクターはひたすら遠距離戦で%を貯めればいいので序盤の項目を飛ばして中盤から見てもいいです。徹底的に飛び道具を擦りましょう。

 

では%を稼ぐまでの序盤で何が大事になるかというと、待ちに徹して相手の攻撃を貰わないように注意します。

基本的な行動は技を置くのが有効です、イメージとしては相手が動き出してこちら側に攻撃を仕掛ける地点にちょうど置き技の先端が引っかかる部分に攻撃を置く感じです。消極的な姿勢ですが相手の土俵外で戦うのが一番大事な対策です。

※置き技の有効な点としてアイクラ側のシールド入力と相方のシールド発生に差があるため、ダッシュシールドされても相方だけに攻撃が当たって分離に必要な%が溜めやすい。

置き技でも危ないなと感じたら最悪何も技を振らないでいいです、ステップやジャンプで様子見に徹してください。

これに対して焦れて深めに刺してくる横Bなどの攻撃行動を誘い、引き反撃で%を蓄積するのが理想です

ただし別の基本択として上記の差し込み性能の低さをを補うためにBアイスショット、下Bブリザードを使って相手を動かしに来ることもありますが、

B技に無理に付き合わない で下さい。

この二つの技は硬直が大きいためこちら側が事前にアクションを起こしている場合は隙に攻撃を当てに行くべきですが、そうでない場合は無理に後隙狩ろうとしないでください。ワンミスで莫大な%を稼がれ最悪死にます。

この2つのB技はコンボの始動技になりうる一方で、結局試合を動かせるほどの制圧力や飛び道具としてのダメージ源にはなりえないので、ある意味アイクラ側のお茶を濁す行動でしかないです。

それに向かって無理に攻めたり突破しようとするとアイスショット後の隙に間に合わずガードから反撃をもらったり、ブリザードに直撃して試合がボロボロになるので無理せず放置しましょう。

またアイクラ側の置き空中攻撃などは二人分の攻撃が当たるとガードが一気に削れるのでなるべくガードせずに立ち回りで攻撃をかわして反撃を取るようにしましょう。(ルキナやGWぐらい強力なガード反撃技があるなら別ですが)

中盤 分離した際に

%が蓄積して本体と相方が分離してからが対アイクラの本番な訳ですが、その際に狙いたいこと・注意したいことがあります。

・分離した際は本体ではなく相方を狙う

・分離した相方を攻撃する際は縦ベクトルが低く横に飛ばせる技を使用する

・相方に攻撃できても後隙を本体に狩られる際は攻撃せず有利状況を維持する

 

>分離した際は本体ではなく相方を狙う

あまりここに関しては語ることもないですが、本体と読み合いするより相方を殴りに行ったほうが楽です。というのも分離してる歳相方は本体と合流することを最優先に動くのでそこまでの軌道が単調で攻撃を当てるのが容易な為です。

 

分離した相方を攻撃する際は縦ベクトルが低く横に飛ばせる技を使用する

これが最も大事なんですが分離した相方は必ず本体と逆方向の横に飛ばしてください。

というのも上に飛ばすとアイクラの落下速度が遅いため落ちてくるまでに時間がかかってしまいもう一度触るまでに本体が追いつきがちです。

更にアイクラは空中上と前後空中攻撃がかなりの対空性能を誇っているので、相方を追撃した後に本体に空中で殴られて逆にリターンを稼がれかねないので注意しましょう。

一方でアイクラの横軸に対する運動性能は走行速度や空中横移動が遅く設定されているので、横に飛ばせれば本体が追いつくまでかなり時間を要します。本体が追いつくまでに分離→追撃して横に飛ばす→更に追撃して崖端でスマッシュを当てる、復帰阻止するなど繋げることもできますので超有効です。

話は変わりますが上方向に飛ばすと相方のAIが結構賢く、軸をずらしたり二段ジャンプや回避・移動回避を稀に使って攻撃を回避される事があります。反面横側は縦に比べるとこれらの行動をすることがあまり無いので楽に攻撃できます。

上に飛ばして着地狩りするよりも、縦ベクトルが低く横に飛ばせる技を使用して本体と反対側に吹っ飛ばしましょう。

 

相方に攻撃できても後隙を本体に狩られる際は攻撃せず有利状況を維持する

これもかなり大事です。基本アイクラは浮かされたり崖付近など防御に回るとキャラ性能とすぐ相方が分離しやすいため脆いです。反面ラインを詰めたり相手を浮かせた状況に強みを持つキャラなので、相方を追撃できても本体に殴られることによって攻守が入れ替わってしまう場面では追撃せず、基本的な有利状況である崖上・地上での着地狩り・ラインを詰めた状態を維持できるように切り替えましょう。

中途半端に分離した場面でも同様です。

 

終盤 撃墜を狙いたいポイント

ダメージが蓄積して撃墜が見えてきても安易に本体や両方の撃墜はあまり狙わなくていいです、相方を撃墜しやすいタイミングが必ずやってくるのでそれまで硬く立ち回りましょう。相方がいなくなると本体の防御力が格段に落ちるので、ダメージの蓄積と撃墜が非常に容易になります。

相方の撃墜ポイントとしては以下が狙い目です。

・分離後の本体方向に戻る地上ダッシュ

・分離後の復帰阻止

ばらばらに吹っ飛んだ後本体に向かって地上を走る相方に対して広範囲判定のスマッシュを置くと簡単に撃墜できます、持続のある上スマなどだとより簡単です。

また復帰時に分離した相方は単調な動きしかほぼできないので落ち着いて復帰阻止に行けます。

 

ただし相方を撃墜できても、本体から撃墜されるような場面では絶対にスマッシュなど振らないで下さい。リターンよりもリスクを抑えることを最後まで徹底したいです。

 

 

単体になったアイクラの撃墜拒否や復帰は格段に弱くなるので攻め込んで撃墜がぐっと狙いやすくなります。もう今までの我慢の分だけ猛烈に嵐のごとく技を振ったり一生着地狩りを続け本体を虐め抜いて撃墜しましょう、楽しいです。

 

 

その他

・前後投げで本体と相方を分離する

シールドに対して掴み即前後投げで本体と相方を簡単に分離できます。リターンの高い行動ですが相手が攻撃をしている場合は掴んだ瞬間に相方に殴られるので、タイミングを計ってから仕掛けましょう。また投げた後すぐに相方の追撃に移行したいので大きく吹っ飛ばせるか、投げた後の硬直が短い方向を選択出来ると吉です。

 

・分離していない時の復帰阻止

本体と相方が分離していない時に復帰阻止に行く場合は深めに阻止しに行ってください。というのも崖付近の場合横Bの強判定に巻き込まれたり、下まで潜られると出だし強力な判定と速度をもって崖をつかみに来るのでなかなか合わせずらいです。反面深いところまで行くとアイスクライマーは横方向の移動が弱いため一度引いて攻撃をかわしてから復帰すると相方が届かなくなってしまいがちなので、ステージに戻りながら攻撃したり早めの横Bなど少し無理をしなければいけない場面が多くなりがちです。そこで攻撃をかわして阻止したり横Bを誘ってステージに戻り地上でスマッシュを当てるなど出来ると早期撃墜に繋がりやすいです。

 

・横Bや上B復帰に対して

狙えるキャラは限られますが横Bや上B復帰は持続のある技で相打ち、またはマリオのFBなどで復帰阻止を狙いに行きましょう。横Bであれば相方だけに攻撃を当てると本体は上昇がキャンセルされてその場でしりもち落下に移行します。

また上B最中に攻撃を本体だけに当てると本体が落下してる間は相方が崖つかみ硬直に移行してしまうので復帰が出来なくなります。

 

・ブリザードずらしに関して

当たってしまうと莫大なリターンを稼がれがちなブリザードですが、実はうまくやれば当て反撃が出来ます。ブリザードの一段毎のヒットストップはとても短いので氷化しない部分で上ずらししつつ抜けた瞬間に空中攻撃を入力すれば自動で反撃が取れます。

ただできるキャラが限られるのと氷化してしまった場合のリスクもあるので、自分から狙いにいくのではなく被弾した際咄嗟にできる程度にとどめておけばいいと思います。

 

・横B、上強などを絡めたコンボに関して

イクラが火力を稼げるためによく使う横Bや上強などのコンボですがずらして抜け出すことができます。ただルートが多すぎる上に%や当たる位置でも結構変わってきて言語化が難しい部分なのでトレモで試してください(執筆放棄)ずらしだけじゃなくてベクトル変更で簡単に火力を抑制できる部分もあるので、そこだけは抑えていくといいと思います。ただ当たった際にずらせると良いですがそもそも喰らわないことが一番大事だと個人的に思います。

 

どうでもいい余談

X時代投げ連が極まりすぎたアイクラ使いに対して対戦相手側が相手の顔を見つめる、ポポの声真似をする、その場で踊り始める、漫才する、トイレに行くといった対策が編み出されました。何やってんすかね。※フリー限定

 

 

以上アイクラ対策でした。

開拓の発展度合いでは一気にキャラランクを書き換える可能性もあるのがアイスクライマーです。(実際Xでは発売当初最低ランク近くから、アイスクライマー使いの開拓で2年程で最上位まで上り詰めました)

今のうちに基本をしっかり抑えつつ経験値を高め、高度な対策に発展させていく必要があるキャラだと思います。

少しでもアイスクライマーへの勝率が高まるヒントになれば幸いです。読んでくれてありがとうございました。

 

 

配信もしているのでぜひ登録して下さい、登録すると何かいいことがあるかも、いやある、ないことがあろうか。

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