眠れる狐

スマブラプレイヤー (SPルキナ/Forクラウド) Twitter @ninetail_mao

崖際からのライン回復について

こん、真央です。

 

やる気が急に目覚めたときだけ執筆する超不定期ブログです。

冬は苦手です、単純に寒いのが苦手なんですが指先が冷えてしまうのでプレイングに影響が出るのが辛い。

カイロや手袋を使って温める事も出来るけれど、オフ大会だとコントローラーが冷え切っちゃうのが防げないんですよね。コントローラー炙るか。

 

スマブラやってて崖端に押し込まれて大ダメージを受けたり撃墜されやすくて困った、なんて経験ありませんか?自分はあります(半ギレ)

そんな人にこの記事を読んでもらいたいです。

 

 

 

 

 

崖端(ステージ端)という概念

 

格ゲーで有名と思いますがステージ端に追い込まれた側は不利状況に陥ります。

というのも技の差し合いの際に前進、後退で自分の最適な距離調整を測り行動選択を行うわけですが、端に追い込まれると後退が出来なくなり相手の攻撃を距離で避ける、差し返すという選択肢が消滅してしまうためです。

自由度がかなり高いスマブラでも類に漏れず端に追い込まれると横軸の後ろ方向が失われるため引きステップや引きJ、引き攻撃が出来ず選択肢が目減りしてしまい相手に行動を読まれやすくなります。

そんな自分が不利な崖際に追い詰められた際に、ライン回復に置いて何が重要か、今回は打開の仕方と考えについて自分なりにまとめてみます。

 

テーマとしては

・横軸と縦軸の意識

 

忙しい方向けに一言で言うなら

選択肢を多く用意して相手の集中・精度を阻害する。

 

 

では本題

 

具体的な選択肢

まず崖端に追い込まれた際ラインを回復する為の行動を羅列します。

ダッシュ

・歩き

・回避

・ジャンプ

基本的にはこの4つに分類されると思います。

それぞれどんな行動か簡単にまとめてみます。

 

ダッシュ

中央にダッシュしてラインを回復する方法。

ダッシュ後にガードや攻撃行動が選択できる。短時間で一気にラインを回復できる一番基本的な方法。

ただダッシュ直後には硬直があるため、相手の起き攻撃などに潰されてしまう可能性もある。基本的な行動だからこそ相手が最も警戒する選択肢の一つ。

 

・歩き

歩いてラインを回復する方法。

ダッシュと異なり硬直を晒して相手の置き攻撃に当たるリスクは低い。その代わり名前通り移動速度が遅いので、少しづつしかラインは回復できない。自分の我慢強さが試される。数回攻撃をガードする事もありうるのでガードが少なくなっている時ではなく最大近くある際に選択したい。

 

・回避

ステージ中央側に移動回避する方法。

相手の攻撃動作やステップなどに噛み合わせることが出来れば位置関係を逆転して、相手を崖側に追い詰めることが出来る攻撃的な選択肢とも言える。

当然回避の硬直は長いため大技を食らうリスクは大きい。

相手のモーションを見てから回避は難しいのでタイミングで仕掛けることが多く、ある意味博打的な一手とも言えるがリターンも大きいので試合中どこかで必ず仕掛けたい。成功してもしなくても相手が回避へ意識を回さなければいけなくなるのでその後の崖際展開で自分への手助けになる。

 

と3つ並べてみました。

この3つに共通する部分があって横軸方向への行動で共通してます。

失われた横方向を回復するのだから横に行動するのは当たり前だろとは思いますが、ここから記事本題の縦軸について述べていきます。

 

・ジャンプ

ジャンプ、または二段ジャンプを用いて相手の頭上を飛び越えてステージ中央へ移動する方法。ジャンプをした後には着地狩りのリスクを伴うため忌避されがちな行動だが、縦軸への意識を相手に植え付けるという点で非常に重要。縦軸を意識させられると相手の基本となる横軸への意識を両方に分散出来るので、集中力や行動選択の精度を低下させる事ができ横軸を利用した回復もしやすくなる。そもそも縦軸を意識してない人は簡単に飛び越えられる。

要するに横ばかり見ている人には上が有効って話です。

案外中央側で横方向へ圧をかけるのが上手い人でもジャンプで簡単に抜けられたりします。

 

ジャンプの有効性について

 

ジャンプがそんなに有効な行動なのか?と疑問視する人も多いと思いますが、選択肢を一つ増やす(or減らす)という点において非常に大事だと思います。

行動を抽象化すると崖端側も中央側も選択するのは3択だと思います。

1.横方向への行動 2.縦方向への行動 3.その場で待機

雑な例えですが言うなればジャンプを活用しないというのは、じゃんけんでグーチョキパーある選択肢を自分からグーとチョキだけで戦おうとしてるものです。相手からすれば3択目(縦方向)を考える必要がないので崖端側の2択行動に対して技と、技を出すタイミングを集中して測ればいいので精度も上がりやすいです。

崖端側もしっかりと3つ択を用意して相手の集中力を散らすのが大事だと思います。

 

また話は逸れますが上位プレイヤーほどこの行動が見受けられます。

例としてMKLeoやTweekはジャンプを使用してライン回復を試みる事が多く見受けられます。成功しなかった場合でもジャンプ様子見から相手の意識が縦と横で分散した、縦軸に割かれていると判断した場面では縦を潰そうとジャンプしている相手の真下をダッシュで通り抜ける事もあります。

 

一例としてkongo sagaのMKLeo うめきの動画を抜粋

www.youtube.com

 1:09~ デイジーが中央に陣取って空後で圧力をかける中その上を飛び越えて空Nでライン回復

9:17~ 崖端に着地した後即座に2段Jしてデイジーの空前をずらして着地、中央へ前回避でライン回復

11:16~ 村街の左上台に着地した後Jでライン回復を試みるがデイジーがステージ中央に陣取っていたので元の位置に戻る

2:26~ ジャンプでの回復とは違いますが空中に圧力をかけられる斜め上浮遊に対して、下強で横ライン回復

 

ジャンプを利用してライン回復を試みているのと、相手が対空を意識したら横方向で回復を行っているのが顕著です。

 

Jは着地狩りされる可能性を秘めていますので弱さを伴うゆえに選択してこないと対戦相手が意識から捨てている事も多々あります。横軸へのプレッシャーのかけ方が非常にうまい相手ほど裏択として意外なほどすんなり通ったりします。

ただしっかり意識、確認しているプレイヤーには当然リスクとなりうるので、行う際にはジャンプしてみて相手を見てから飛び越えて中央に戻るか、危険と判断して同じ場所に着地するかを選択するべきです。

台がある場合は台を活用して更に上下の揺さぶりをかけることもできます。

 

具体的な崖端からのジャンプの使い方

ではどのようにジャンプを利用するべきかですが自分は以下のように使ってます

具体的にはまずジャンプしてみて、

・相手が自分より崖側・またはほぼ真下に居る

・前自分が居た位置に向かって攻撃、または牽制行動を試みようとしている

このどちらかであれば二段ジャンプまで利用し中央へ飛び越えてのライン回復行動を試みていいと思ってます。

反対に

・相手が自分よりステージ側に待機している。

・自分のジャンプに反応してジャンプや引きステップなどアクションを起こしている

場合は着地狩りの読み合いにつながるため無理に中央に行かず元いた崖際に着地するほようにしてます。

まとめるとジャンプで相手の反応を伺いその後の行動を決定する、相手がどのような意識で居るか確認するように使ってます。

 

 

余談

・特殊行動

メタナイトの下B、オリマーの下Bアーマー、ワリオの横B、ドンキーコングの上Bアーマーなどキャラによっては特殊な回復行動もあるので調べてみて下さい。

 

・キャラ性能

ジャンプが遅かったり空中移動性能が悪いキャラもいて無理にジャンプすると非常に振り状況に陥るキャラもいます。状況と自分のキャラ性能を考慮して行動を選択出来るといいですね。

(そういうキャラは往々にして横方向に強力な技を持っていることが多いですが。

リトルマック・スネークのDAやネスの空前、キャラの特徴で言えばロゼッタなど)

 

崖端は不利状況を背負うため手詰まりを感じることもありますが、打開方法の選択肢を広げていけばリスクを緩和することができます。ピンチをいかに凌ぐか、参考にして楽しいスマブラにつながれば幸いです。

 

 

 

こういう話を配信でたまにしたり対戦の途中で一言喋ったりします。

良ければ見に来てください。

(そのうちルキナについてか、何かしらのテーマで動画作ろうと思います。)

 

www.youtube.com